« 恥ずかしい事に | トップページ | 未曾有の災害にて »

2011年3月 8日 (火)

5年連続

開幕戦で勝ってません。
それも今節は手も足も出なかったって感じで、2007年の京都戦以来の駄目っぷりでした。

開始当初から違和感のあるゲームでした。
開幕直前に起きた高木選手の怪我で急遽抜擢されたGK。
昨年の主軸が抜け再構築を余儀なくされたDFライン。
そしてその前方で中盤を落ち着かせるはずのCH。
長短のパス交換とポジションチェンジで切り込んで行く筈の両SHとFW陣。

其々が其々の仕事をしているのですが、それが有機的に繋がっていない。

FWの内村選手がフォアチェックに行っても、その下の高木純平選手、砂川選手、宮澤選手の連動した追い込みが足りない。1歩も2歩も足りない。
愛媛の中盤の底へのプレッシャーが掛からないから、そこから一気にDFラインの裏へボールを通されてしまう。
多分そこへプレッシャーかけるのは芳賀選手、宮澤選手、ブルーノ選手の仕事だったはずです。その芳賀選手以外2人はプレッシャーが甘い。
芳賀選手が一人で火消しをしているような状況が暫く続いてました。
河合選手はラインを何とかコントロールしていたのですが、愛媛はFWを含め、徹底してDFの裏や両サイドのスペースを狙っていました。ボールを持った時のルックアップで真っ先に両FWを見ていた感じがします。
対してコンサの方は、NHKの解説をされていた早野さんの言葉通り攻撃陣が前線で張っているだけで動きが無い状態でした。
ボールを貰いに降りてくる動きや、内村選手のフォローをするべき宮澤選手や砂川選手、高木純平選手の距離感が非常に悪く、ボールが収まらないからDFもラインを押し上げられず、その為に中盤がスカスカになって間延びすると言う「パスサッカーやるならやっちゃいけない事」になっていました。

フォローやパスを引き出すムービングが無く、結局ボールホルダーが孤立して囲まれて奪われたり、無理なパスを出したり相手の狙った位置に叩くしか出来なくなって奪われる。
本来なら前方へのパスを出せる状況で受け手の動きが無いために潰されてしまったり、バックパス(そして読まれてカットされたり)する場面が頻発するのもこの距離感の悪さ、動き出しの悪さなのかなと考えます。
これが変わったのは前半35分過ぎと、後半、それも横野選手を投入した後の数分間でした。
この時間帯は前線で活発に動く事によって相手DFの混乱を誘い、内村選手が孤立しなくなってボールが繋がるようになりました。
SBの攻撃参加が見られたのは多分この時間しかなかったと思います。

交代になった宮澤選手が悪かったのではなく、恐らくは彼の起用された位置が問題だったのかなと思うわけです。
一応スタメン発表の段階では所謂トップ下に入っていた訳ですが、実際はほぼFWとして動いているようでした。ただし楔を受けるのは内村選手の方が多かったようです。
多分、内村選手が落としたボールを宮澤選手が散らし、砂川選手と高木純平選手が受けて…という内容を想定していたのだと思います。
しかし当然愛媛のDFとしては内村選手を潰せば札幌の攻撃の芽は潰せるわけで、狙い所が絞れて楽になった事でしょう。
なにを言いたいかというと、最初から宮澤選手にもターゲットになって貰った方が良かったんじゃないか?って事です。
つまり内村選手と相互支援する距離で動いてボールを引き出せば相手も2人のカバーで人数を割きますし、常に前後のポジションを入れ替えるようにすればマークだって外しやすくなります。
またその分左右の守備に厚みも無くなりスペースも出来ますから、札幌の両SBの西村選手と岩沼選手が進入する余地が生まれます。
札幌(と言うか石崎監督)の攻撃の生命線はサイド攻撃にあります。
比較的プレッシャーの少ないサイドを起点に攻撃を組み立てるのは今や王道とも言える戦い方ですが、それ故に非常に効果的であるのは間違いありません。
西村選手も試合後に攻撃参加できなかった事を口惜しがっていたようですが、今節の状況では難しかったと思います。
もし今節の倍以上、岩沼選手や西村選手のオーバーラップが観られるのならば、それはコンサが試合を支配している証になるのではないでしょうか。

さて色々問題になった(?)チアゴ大作戦ですが、私の感想としては「次は無しでもいいです」でした。
正直そんな事をするなら最初から3バックで河合選手を中盤に据えて、前線に横野選手なり近藤選手なり上原選手なり、高さがあって動ける選手を入れた方がマシじゃないかなと。
そうすればブルーノ選手も攻撃に比重を置けるでしょうし。

さて、ネット上を散策していると今節も(開幕戦なのに)「監督辞めろ」とか「監督が悪いから代えてしまえ」とか言ってる方々がいらっしゃいましたが、私としては
「辞めろ辞めろ言ってる人達の納得できる監督が今の札幌に来てくれるのか?」
「で、誰が来たら納得できるの?」
「そもそも納得できる監督ってお高いんでしょう?」
と言う部分が気になりすぎて同意しかねてる次第です。
有体に言うと、札幌に来てくれる監督って相当な物好きか箸にも棒にもかからない監督ですよ?
偶々今までは物好きでそこそこ実績のあった監督が来てくれましたが、今の札幌が出せる年俸でどの程度の監督が雇えるのでしょうか?
今年石崎監督が引き受けなかったら相当やばいことになってたと思うのですけど。

さて次節はいよいよHOME開幕戦です。
スカパー!、地上波、ラジオと中継がありますので無様な試合は出来ません。
ましてや相手は昨年リーグ戦で1勝しか上げていない北九州です。
クラブコンサドーレのトラブルの汚名を返上する為にも(?)圧勝するくらいの気概で試合に臨んでもらいたいものです。

|

« 恥ずかしい事に | トップページ | 未曾有の災害にて »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/113758/51062956

この記事へのトラックバック一覧です: 5年連続:

« 恥ずかしい事に | トップページ | 未曾有の災害にて »