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2008年10月19日 (日)

ハッキリさせるべきでした

覚悟していたとはいえ、試合終了後は暫く放心状態でした。

体調不良のため自宅療養しながらスカパーでの観戦でしたが、今日の試合のキモはサイドアタッカーの出来でしょうか。
特に前半、藤田選手の躊躇いながらプレーしているような姿はちょっとガッカリしました。
失点したら負ける、という意識があったのかもしれません。
行く時は徹底的に行く、守るときは徹底的に守る。その切り替えの悪さが非常に目立ったのと、最近は自分で仕掛けるということがめっきり無くなっているのが残念なところです。
あと前から言われている中へ絞る動きは相変わらず殆どありませんでした。
同じく前半左サイドに入っていた西選手が非常に広い範囲を使えていたのとは(プレースタイルが違うとはいえ)対照的な出来でした。

失点について……
菅沼選手に付いていたのは中山選手でしたが、ああいった場面でボールウォッチャーになるのは他のDFでも差程変わらないかと。
後半のコンサの猛攻を防いでいた柏の選手達と比べるとタイトさに欠けていたのは間違いないことですが、今期セットプレーでの失点の多さはこう言った所が原因なんだなぁ、と改めて思いました。
2失点目はもうどうしようもありません。フランサ選手が上手かった。

降格が決まったという事で今期を振り返ってみると、守備的と言われつつもこの失点の多さが示すとおり守備は崩壊していました。
好きなサッカーは人それぞれなので、自分としてはシステマティックに機能していれば何でも良いと言うスタンスなんですが、リアップさんの10/8のBlogで記事の中で書いてあった、どの位置でボールを奪うのか、という点は最後までぼやけたままでした。
トップに当てて落としたボールを展開するのも、パス交換やドリブルで崩すのもスタート位置が大事なわけで。
最終ライン付近で確実に守るのか、ハーフライン付近で集中的に囲ってボールを奪うのか、それによって攻撃の仕方は自ずと変わってきますし。
「どこでボールを奪って攻め上がるか」という所が守備的戦術の肝ですからある程度決めていたのかとも思いますけど、試合を観ていて感じることが出来ません。
本来はそれをスムーズに行えるようにするのがゾーン守備と言うものだと思うのですが……

選手の能力(技術)は恐らくJ1で戦っていけるだけのものはあったと思います。
ただ見劣りするのは間違いないわけで、このあたりを補完するのが戦術といわれるものです。
以前のエントリでも書きましたが、満遍なく選手を配置し待ち構えて守る戦術を使うのは厳しかったのかなと。せめて能動的にゾーンのエリアを絞ったり位置を動かす事が出来て、もっと高い位置で囲い込めれば良かったんですが。
それと基本的にマンツーマン・1対1での攻防は選手の能力次第というところで、何かしら別のアプローチをしていれば少しは変わったのかも知れませんね。

この2年間三浦監督の采配を見て思ったのは、選手を駒にして使う事ができてもミクロな単位、特に人対人と言った所で動かすのが上手く出来ないんじゃないかという事です。
想像ですけど、「この選手はこういった能力があるからこの場面で使う」「この選手はここが弱点だからこの場合は使えない」と言う感覚はあると思いますから、細かな対人プレーを指示できるコーチが居れば良いチームが出来るのではないでしょうか。
それこそ柳下さんみたいなコーチが居れば面白いチームになる要素はあったと思います。

まあ今期は残念な結果になってしまいましたが、まだシーズンは続きますし来期も見据えた編成も必要になってくると思いますから、残り試合もキッチリ戦って欲しい。
またJ1で戦えるように、気持ちだけは負けないで欲しい。

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