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2007年8月18日 (土)

涼しくなりました

さて、胸スポンサー様の失点で、これで何年連続よ!?(ウチが直接起こしたものではないが)という感じの漂う1週間。破壊的な酷暑の中行われる事となった西京極での試合。
2位京都を突き放し、磐石の構えに持って行きたい我等がコンサですが…

今週はイタカレ練習生(こう書くと少尉候補生みたいな感じがする)が練習に加わりました。
しかし冒頭に書いたスポンサー様の大失態の為、全てが霞んでしまう感じ。
全国ニュース/ワイドショー、ローカルニュース/ワイドショーでも晒され、あっと言う間にJ2首位のコンサドーレは意図した方向とは違う意味で全国のお茶の間に知れ渡ってしまいました。

それでも、だからこそ、今節は勝たなければ。

兎にも角にもそう言う試合でした。

J2リーグ リーグ戦 第34節

京都サンガ戦試合結果

日 時:2007年8月16日(木)
会 場:西京極総合運動公園陸上競技場

コンサドーレ札幌 3 VS  2 京都サンガ

気温37度、湿度40%という殺人的な状況で試合は始まります。
当然地元京都のほうが気候に慣れて有利な試合になるだろう。誰もがそう思っていたと思います。
しかしながら札幌もここ数日は30度を越える猛暑。
選手達はその中で練習をしていたため、また競技場に早く乗りつけ外で気温に慣れさせた為か、意外なほど京都の気候面のアドバンテージはなくなっていました。
もちろん長距離を移動しているコンサの方が疲労は大きいはずですが、試合内容はそうとも言えなかったりするわけで。

前半はお互いリスクを回避するためかロングボール主体の攻撃に、ガッチリと守備を固めて攻撃を跳ね返す。そんな内容でした。
そして今期のコンサのストロングポイント。前半も終わりに近付いた頃に得たセットプレーからの得点で、コンサが先制します。
西谷選手の直接FKが弾かれ、すっかりウォッチャー化した京都の選手を尻目に、こぼれ球に突っ込んでいく3つの白いAWAYユニフォーム。
既にこのあたりで京都守備陣の動きがおかしいと思えた人は凄いかもしれません。
―――京都の選手は肝心な所でどうにも集中できていない。
後から考えれば、その後に起こるちぐはぐな攻撃などの元凶もここで現れていた気がします。

それでも伊達に2位をキープしているチームではありません。
前半ロスタイムに不用意なバックパスを詰められ、辛うじてボールを捌いた大塚選手。
そのボールは曽田選手に渡りますが、やや深く入ったことでパウリーニョ選手に付け入る隙を与えてしまいました。
クリアしそこなったボールを掻っ攫われ、高木選手と1対1―――
思わず曽田選手がパウリーニョ選手をPA内で倒してしまい、ホイッスルと同時に牧野主審がペナルティスポットを指差して走り寄って行きました。
そしてこのPKを決められ1対1の同点になったところで前半終了。
なんとも嫌な雰囲気で後半を迎えます。

ゲームが大きく動いたのは後半でした。
開始直後から京都が前半の動きはなんだったんだよ!?と言わんばかりの攻勢に出、そしてコンサDF陣に上手く押さえ込まれていた田原選手に替わりアンドレ選手が入ったことで攻撃の勢いが増します。
で、アンドレ選手→パウリーニョ選手とボールが渡り、2列目から駆け上がってきた徳重選手にヒールでスルーパス。
西澤選手も対応しようと身を返しましたが、トップスピードの徳重選手は難無く裏を取りコンサゴールにシュートを突き刺してしまい逆転を許します。

絶対負けられない試合。
相手京都も首位に迫りたい気持ちは強かったと思います。
しかしコンサはそれ以上に今節の勝利を欲していた。そう思えました。

ここで西谷選手、中山選手に代え砂川選手、石井選手を投入。
更に攻撃の比重を上げるべく、中盤の守備の柱である大塚選手に代えカウエ選手も投入。
立て続けに3人の交代枠をすべて使ってコンサは攻勢に出ます。

そして今期三浦監督が常々言っている言葉。
リザーブの選手が試合を決めます。

後半31分。
藤田選手が右サイドを懸命に駆け上がり中に折り返します。
石井選手が身体を入れDFの動きを封じながらスルー。
そこには砂川選手が居ました。
砂川選手が放ったシュートは京都キーパー平井選手が何とか防ぎますが、弾いたボールは逆サイドでフリーになっていたダヴィ選手の元に。
これを押し込み同点。

更に2分後、今度は石井選手がスルーしたボールを砂川選手がダイレクトで石井選手に渡します。
石井選手はフェイントを織り交ぜ詰まりながらもDFラインを抜き、キーパーの様子を見ながらサイドネットへ正確に蹴りこみ逆転。

正に交代した選手の頑張りがプラスとなり、結局このまま試合終了。
真夏の暑い熱い試合はコンサが3-2で京都を突き放すという結果になりました。

はっきり言ってしまうと、選手の能力などは京都のほうが上でした。
コンサポの私が思うのですからこれは謙遜と言うより事実に近いかなと思います。
ただ今節の京都は「勝ち急いでいた」気がしてなりません。
前へ前への意識が強すぎたような。
何とか勝ちたいと言う気持ちが空回りしてしまい、逆転された後は疲労もあったのか集中がかなり切れ掛かっていました。
8月に入って勝っていなかったのも理由かなとは思います。
為にチームのバランスが崩れ、そこをコンサに衝かれてしまった。そんな気がします。

逆にコンサは勝つためにチームのバランスを保ち、自分達のスタイルを貫いていました。
逆転された後も浮き足立たず、ワンチャンスをものにしようとしていたようにも見えます。

決して他チームより能力が突出して強いわけではないと思いますが、ここまで首位をキープしてきた精神的な強さ、勝ち癖のようなものが今はあるように見えます。
それは今の戦術に絶対的な信頼を持って試合に臨んでいる事。
その戦術を確実に表現できるレベルに近付いてきている事。

某掲示板にこんな書き込みがありました。

>立ち上がりしばらくは適当に縦ポン
>そのうちセットプレーか相手のミスで点が入る
>あとはひたすらカテナチオ
>リードされたら急にブチ切れてアクションサッカーで翻弄しだす

>こんなチーム相手にしたくないわw

正に今のコンサを表現するのに適したものではないでしょうか。
基本は相手の攻撃を抑えて素早い攻撃でリスクを最小限にし、点を取らなければならないときにはリスクを考慮しながらも能動的に仕掛けるサッカー。

いつの間にか、今のコンサはこんなことが出来るようになっていたんだなぁ…

さて次節は中2日でのホーム戦…と言っても室蘭での試合です。
今節3位争いチームの中で唯一勝利している湘南ベルマーレを迎えての一戦。
お互いDFラインは4枚のCBタイプを並べたチーム。
加えて曽田選手、ダヴィ選手を累積で欠く不安材料があります。
守備の要ともいえる曽田選手は、京都戦の実況ではありませんが「J2を代表するDF」に成長してしまいました。
湘南で注意する選手はアジエル選手。そして新加入のエドワルド・マルケス選手。
この2人に加え、加藤選手という曲者もいます。
守備陣は斉藤選手、ジャーン選手というベテランが控えている。
恐らく京都戦以上に厳しい試合になると思います。

でも、負けるわけには行きません。
冒頭の事件でチームを覆った重い空気を振り払うのは勝利なのですから。

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