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2007年3月11日 (日)

久々の生観戦

J2リーグ リーグ戦 第2節

サガン鳥栖戦試合結果

日 時:2007年3月10日(土)
会 場:札幌ドーム

コンサドーレ札幌 1 VS  0 サガン鳥栖


タイトルにあるように、私は去年一昨年とまともに観戦に行っていませんので、リーグ戦ではほぼ2年振りの観戦となりました。
仕事をさbて行くと言う、些か後暗い観戦となりましたが。

試合内容に関しては前節の京都戦のイメージが大きかったので、選手の連携や中番での守備のアタッキング・プレッシングを注意して見ようと思っていました。
攻撃に関しては、砂川選手が欠場となったところを藤田選手・前線の2人、そして西谷選手がどのように組み立てるか、その点を注意して見ていました。

序盤は鳥栖のペース。
コンサは今一波に乗れず、MF・DFの間のラインと選手間のゾーンのギャップを衝かれてボールを回されるような展開が続きましたが、15分頃から徐々にディフェンスの効果が現れ始めていた様に感じました。
MF・DFの2つのラインがコンパクトにまとまり、2トップの2人も積極的に前線からプレッシャーをかけるような展開。
中盤から最終ラインまでスペースがなくなっているため、鳥栖の攻撃は自陣でボールを回してからの苦し紛れのロングボールが主体になって行きます。
あれ…?
この光景はかつて見たような気が…

対するコンサは、中盤又は最終ラインで奪ったボールを2トップか両サイドの西谷選手・藤田選手に展開し、簡単にボールをつないでゴール前に運ぼうとします。
また今日の2トップ、ダヴィ選手・中山選手共にキチンとボールが収まりポストプレーも程よくできている印象。
ただ攻撃陣のコンビネーションなどがまだ上手くないのか、若干タイミングが合わないところも多くてボールを失うシーンが目立ちました。

今年のチーム戦術は守備にプライオリティーを置いているのが暗黙の了解と言うか決定事項です。
最悪、攻撃はFWの2人だけという状況も多々発生すると思います。
また今日の鳥栖のように前掛かりになってくれれば攻めるスペースやチャンスがグッと増えるのですが、それでも手数を掛けずに攻めなくてはいけない、少ないチャンスを物にしなくてはいけないという一種の制限があります。
今日は鳥栖の調子が今一よろしくなく、前半の早い段階で山口選手が退場になり数的優位の状況でしたので何とかなっていましたが、決定的な場面での決定力不足は今後深刻な問題になってくる気がします。
まあ、チームとして機能していればいいのでしょうけど。
ダヴィ選手は周りの選手を上手く使えるタイプのようですし、西谷選手やその他の選手とのプレーに慣れてくればチャンスは増えると思いますので今後に期待は持てそうですが。
また中山選手も去年まで散々叩かれていたポストプレーが上手くなっていますし。

それにしても西谷選手、枠外しすぎ…

それでも徐々に自分達のペースで試合が出来るようになり、芳賀選手・大塚選手の気の効いた早い動き出しでセカンドボールを拾える様になったのが、藤田選手のゴールに繋がりました。
あの得点は芳賀選手の頑張りと、藤田選手の機を見た動きが連動して生まれたものです。良くあそこに走りこんでたなぁ…と。

肝心の守備ですが、京都戦に比べるとゾーンで守る部分、個人で仕掛ける部分のメリハリがついていて良くなった印象があります。
実際に完全に崩された状況は殆どありませんでした。
それも相手が調子の悪い鳥栖だったからと言うのがありますが。
ブルーノ選手は対人よりもカバーリングなどの能力が高い選手と言う感じを受けます。実際ヘディングでの競り合いや1対1の守備はそれほど「凄い!」と言う感じではないのですが、タイミングを観て仕掛けたり、危険なスペースなどを埋める能力は高く感じました。
ある意味曽田選手の対極のような印象です。

それでも、ブルーノ選手がいるお陰で曽田選手の高さと身体能力が生かせているのかな…

総括的には勝ったと言う事で最低限の目標はクリアしましたが、内容はまだまだと言った感じです。
選手間のギャップをつかれた時、今日は数は少なかったのですが、4人のディフェンダーの間を簡単に抜かれるような場合は相当危険な状況になっています。
お互いの守備ゾーンの中で中途半端に選手をマークしていた時にやられると、あっと言う間にキーパーとの1対1を作られてしまいました。
今日は相手に助けられた事が多かったので大事には至りませんでしたが、前節の京都のように前線に怖い選手(東京Vの彼とか)がいる場合、確実に失点に繋がっていたと思われます。

また上にもあるように決定的な場面は何度か作っていたのですが、そこで決められないと今の戦術では非常に厳しい。
もう少しラストでの精度を上げないと勝ちは拾えないと思います。
何度も書きますが、今日は鳥栖の出来の悪さに助けられました。

まあ色々書き連ねましたが、概ね今日の試合は楽しめました。
去年までの色も少しは残っていて、攻撃の時はそれなりに機能的な攻撃を出来ていますし、守備も去年と比べれば穴が少なくなった気がします。
某所ではつまらないサッカーと言われていますが、それは主観なので何とも言えません。
引き篭りカウンターサッカーだと言う意見が多いのですが、むしろ積極的に相手を自分達のペースに持ち込んで行くと言うのは、自分達の意図した事をしていると言う意味では昨年までの「アクションサッカー」と変わらないような気がします。
攻撃も結構形になっていますから、このチームが完成したら大概のチームに勝てるような気がしてきました。

最終的に三浦監督がどのようなサッカーを志向するのかはわかりませんが、こういうのもありかな?
と思った試合となりました。

次は21日の湘南戦にいきますよ。
その前に鬼門四国は徳島が待っていますが。

監督代わったから嫌なジンクスはなくなったと思いたいです。

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コメント

不安と期待が入り混じっているホーム初戦後の印象。
選手達はがんばって京都戦でみられた間延びしたラインをちぢめて、ゾーンであろうが人に着くところでは積極的にいくことを見せてくれた。
攻撃もFWはがんばって高い位置で基点になろうとしていたし
SBもあがるタイミングを狙う姿勢が見られた。
まだ未熟ながら基礎となる部分はできつつあるかなと思う。
一番の収穫は選手がチャレンジしていると見た目にも明らかだったこと。消極的だった初戦の心配はとりあえず拭われた。
不満点はFWに当ててからのホローのなさですね。前線4人の
動きは練習でもやっていたのですが、ダヴィ、元気がDFラインの裏でシュートするためのホロー、つまりFWが落とした球を簡単にDFラインの裏にスルーするような動きができなかったことで攻撃のパターンが単調になった(もしくは強引に)ことですね。得点シーンはハガーの積極的な判断が生んだ良い例だと思います。
クロスに対しても対岸のSHがもっと積極的に攻撃に加わって
厚みを増して(いい言葉だ)ほしい。
2323がつまらないと思ったのは、このハガーのような基礎から
はみ出るアイディアに対しては今だ消極的と感じたからです。
特に1人多い状況なのにその優位性を確実な守備にのみ使った
印象です。
もちろんまだシステムが未完成のなかでそれを求める2323は
強度のSだとは思いますが。こんな身体に調教したヤンツーさんには責任を取っていただきたい。
札幌の弱点は次あたりから研究され、そこを突かれる場面が増えるでしょうが、それを上回るスピードで進化できるか?
今年は毎試合その不安と期待で毛が抜けるでしょう。
次は相川も見てみたいな。

投稿: 2323進行中ri | 2007年3月12日 (月) 02時18分

つまらないと言ったのはそう言う事だったのですね。

結局1人多いと言うアドバンテージを生かしきれなかったと言うのは、昨年から…というかその前から余り変わらないような気がしますが…
圧倒的な力の差が無い時は、得てしてこんなものかと思って観ていました。

録画したものを見返すと、確かに2トップを生かす動きが出来てるかと言うと、形になりきれていない。2トップ2人をポストとして使う事で球は捌ける様になりましたが、中盤の人数が減った分フォローが足りなくなるのは仕方が無いにしても、両ワイドの西谷選手・藤田選手が中に絞って両サイドバックと芳賀選手・大塚選手が更にフォローに入るとか、サイドバック2人がどのタイミングで仕掛けるかが計りきれて無い印象。
FWのどちらかがシャドー的な動きが出来ればもう少し変わったのかなぁ。
攻撃時の迫力と言う意味では、昨年までの中盤に5人配置していた布陣の方が動きやすかったのでしょうか。リアップ氏の言う芳賀選手のような動きは、あの布陣でゲームをコントロールするには不可欠な要素なのかもしれません。
先日の試合で目立ったのがダヴィ選手や西谷選手が囲まれているところに、フォローしに行く選手がいなかったと言う事。
左サイドの場合は西谷選手が仕掛けて奪われる事が多いので警戒して上がれないのかもしれませんが、タイミングを考えて西嶋選手などがウエーブしながら追い越せば、相手も釣られますから結果的にプレッシャーも分散でき、西谷選手の仕掛けも成功する確率が上がるのですが。

確かに個人個人の守備エリアでの積極的なディフェンスはとりあえずやろうとしているように見えましたが、出来れば中盤だけではなく、フィールドプレイヤー10人が流動的にポジションを替えながらもキチンと守備から攻撃まで出来るのが理想なんですが…
ただ相手の調子が悪かったとは言え、新しいシステムである程度行けそうな感触がつかめたのは良かったのではないでしょうか。

何書いてるかわからなくなったのでこの辺で。

投稿: RaoU | 2007年3月13日 (火) 00時46分

誰もが思っただろうけど、まだまだ未完成ですよね。
なんとか今のシステムについていくのに必死なんだろうね。
今年は今の三浦システムを完成させ、更に発展させることが
勝利につながっていくだろうし、選手の理解度が深まれば
次に創造性が生まれてくる。その中で個性が発揮されてチームが魅力的に生き生きと動き出す。
その時にヤンツーさんと歩んだ3年で染み付いたアクションサッカーとの融合が見られるはずと希望を持ってます。
ヤンツー時代との違いは、進化のスピードをより早くしないといけないことかな。
では、2323の脳内で描いた未来予想図をコソーリ教えてあげよう。
 ダヴィ 相川
   スナ
西谷    征也
   上里
上里が右に左にと正確なロングパスをちらし西谷、征也を走らせたりダヴィのポストを生かす。西谷はクロスを上げると見せかけスナとポジションチェンジしてスナがエリア深く持ち込んでクロスを上げる。
Pエリア内には走りこんできた征也を含め3人がシュートを狙う。しかし相手DFにクリアされるがフリーになった西谷がボールを拾いシュート!!と見せかけて相手DFを引き付ける。
もちろんFW2人もDFを引きつけシュートコースを作る。
西谷が横に流した球を後方から走りこんできた上里が強力なミドル(もちろん無回転シュート)。キーパーはキャッチできず
つめていたダヴィが流し込みゴール!!
(;´Д`)ハァハァ モウガマンデキナイ

ただし失点はヤンツー時代の倍になる可能性はある布陣だが・・・。

投稿: 2323 | 2007年3月14日 (水) 00時44分

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